むちうちの症状について
むち打ち症は時間が経ってから症状があらわれることも
むちうち症は交通事故の直後に痛みがなくても、しばらく経ってから様々な症状が出てくることがあります。その大きな特徴としては、交通事故直後は大した痛みでなくても、のちのち大きな痛みが現れるということです。
受傷後は同じ姿勢を続けたり、激しい運動などを避け、出来るだけ頸部の安静を保つようにしましょう。交通事故直後には感じなかった首の痛みや違和感を感じたり、腕や腰の痛み、頭痛や倦怠感などの症状が、交通事故後約10日過ぎに出ることがあるからです。
そして交通事故後は、すぐに病院の整形外科または整骨院などの医療機関で必ず診察を受けて下さい。診察や通院の経過を診て今後の通院やリハビリ等の診断されますので、自己判断で通院中止をしないようにしましょう。早めの受診が症状の悪化を食い止めることに繋がります。
むち打ち症のおもな症状について
頚部局所症状(頚椎捻挫型)
このむちうち症で大変多くみられる症状は、頚部局所症状(頚椎捻挫型)です。最も多い症例は頸椎の周囲の筋肉や靭帯の損傷で、むちうち症の約70~80%がこの頸椎捻挫型といわれています。首の後ろの痛みやこり、肩や背中の張りや痛み、重苦しい感じの違和感などが現れます。
バレリュー症状型
またむちうち症と同時か、その後にバレリュー症状型などが現れる場合もあります。交感神経の損傷、椎間板や筋肉が圧迫され、血流の低下によって起こるとされています。
また後部交感神経症候群とも呼ばれます。頭痛、のぼせ、顔面の痛み、肩の痛み、背中の痛み、腕のしびれ、吐き気、倦怠感、めまい、難聴、耳鳴り、喉のつかえ、視力低下などの症状が現れます。しかしまれに胸部、腰部、下肢などに症状が出る場合もあります。
神経根症状型
知覚神経と運動神経の集まる場所の脊髄に頸椎の変形や、頸椎の歪み、腫れ、損傷など、神経への圧迫によって症状が現れます。首の痛み、肩の痛み、腕のだるさの他に、上肢のしびれや痛み、顔面や後頭部の痛みやしびれで握力の低下などが現れます。
脊髄症状型
むちうち症で下肢に影響が出るのは脊髄症状型です。むちうちによって髄液が漏れだしたことで髄液の圧の低下で起こります。頸椎の脊柱管を通る脊髄実質が傷つくと上肢や下肢のしびれや知覚に異常がみられ、四肢の運動障害や歩行障害が現れます。また、膀胱直腸障害が生じ、排せつ機能に障害が起こる場合があります。
交通事故治療は当院におまかせください
交通事故によって怪我や不調に悩まれる方の中には、回復が遅いことに不安を抱かれている方も少なからずいらっしゃるでしょう。交通事故による身体への衝撃はとても強いものですので、その時に身体に受けたダメージが決まり切った治療で治らないケースもあるのです。その怪我や症状を、盛岡市月が丘と岩手飯岡駅前のふくろう整骨院でしっかりと治療しましょう。
些細な症状でも可能な限り治療を
交通事故で怪我をされた場合、被害者の方は加害者の自賠責保険や任意保険による補償によって治療を受けることができます。ですので、どのような些細な症状であっても病院できちんと検査を受け、可能な限りの治療を受けることが大切です。
しかし、怪我や症状の中には病院で治療を受けても解消されないようなケースもございます。その場合にはぜひ、盛岡市ふくろう整骨院にご相談ください。
じっくりとお話しを伺い多角的にアプローチ
当院では、交通事故に遭われた患者さまからじっくりとお話を伺い、その症状に適した各種専門治療を組み合わせて多角的にアプローチを行っていきます。保険手続きに関しても、保険や法律の専門家をご紹介して患者さまのお手続きがスムーズに進むようお手伝いをいたしております。
スタッフ一同、症状の早期回復に尽力しておりますので、盛岡市月が丘と岩手飯岡駅前のふくろう整骨院へいつでも気軽にご連絡ください。